第35回「栃木県森林組合の日」大会決議 全文

「とちぎの元気な森づくり県民税」による

健全な森林整備推進に関する決議

 県土の55%を占める森林は、木材の生産はもとより、県土の保全、水資源のかん養などの公益的機能を有するほか、健康・文化・教育的利用の場として多くの県民に親しまれるなど、私たちの生活に安心・安全な環境を与えてくれる重要な役割を果たしている。

 しかしながら、森林・林業を取り巻く状況は、長期にわたる木材価格の低迷等による採算性の悪化から、森林所有者の経営意欲の減退や後継者問題等を招き、森林整備が適正に実施されず、手入れが必要とされる森林の内約半数が、手入れの不足から荒廃が進むなど、森林環境の悪化と、林業経営の厳しい状況が明らかになっており、早急に適切な森林の維持・管理を行なうことが強く求められている。

 このようなことから、本県の環境と暮らしを支える森林を確実に整備していくために、森林組合系統を挙げて導入に向け活動を展開してきた「とちぎの元気な森づくり県民税」において、森林組合が中心となって、健全な森林整備を行ない、地域における力強い森林組合としての価値を高めて行くことが社会的使命であり、県民に対しても森林の豊かな恵みを次の世代に継承する組織が森林組合であることを広く理解してもらう運動を展開することが必要である。

 このため、本日ここに県下集会を開催し、林業関係者が新たな決意を持ち、「とちぎの元気な森づくり県民税」による森林整備の確実な推進と、森林整備水準の向上に取組み、森林の公益的機能の高度発揮に資するとともに、多様で健全な森林を次の世代に確実に引き継ぐために、下記事項の一層の取組み強化を図るものとする。


 1 「とちぎの元気な森づくり県民税」で健全な森林整備を推進する

 2  次の世代に森林の豊かな恵みを確実に届ける

 3  森林整備で山村地域の活性化を図る

 4  地域に根ざした、信頼される組織運営を行なう

以上決議する

 平成19年8月30日

栃木県森林組合連合会

県内各森林組合